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日産自動車様との共同開発 AIソーシャルディスタンスソリューションについて

弊社は日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表執行役社長兼最高経営責任者:内田 誠、以下日産)と、COVID-19(新型コロナウィルス)の感染抑止対策を目的としたAIソーシャルディスタンスソリューションの共同開発を行いました。

当ソリューションの機能である 「人数カウント」、「人物間距離測定」、「マスク検知」 はそれぞれ高い精度を誇り、密閉・密集・密接(3密)に対する十分な抑止効果を発揮します。また、ネットワーク環境を必要とせずスタンドアロンで稼働させることが可能であるという携帯性に加え、直感的操作を可能とする優れたUI、そして低コスト短納期で設置展開可能という優位性も兼ね揃えています。

【機能について】
Depthカメラから映像を取り込み、Jetson(エッジデバイス)で人数カウント、人物間距離、マスク装着有無をリアルタイムに推論し、異常発生時には音声で通知します。

【共同開発について】
日産のパワートレイン生産技術開発本部にて、ベンチャー起業の先進的な生産技術を検討する技術内覧会を定期的に開催しており、日産の生産技術者とベンチャー企業との間で活発な情報交換を行っています。

日産は、インテリジェントモビリティを掲げ、電動化、知能化といった新たな領域に取り組んでいるのはご承知のとおり。そのため、ものづくりの現場は技術的なニーズが高まっており、内製による固有技術の延長線上での取り組みでは解決、改善できなくなっているという。
そこで同本部では、外部のアイデアを取り入れるオープンイノベーションを活用して、生産現場の作業の効率化や生産、開発スピードを上げる検討が行なわれています。

その活動の一環としてSICとの接点が生まれ、今回の共同開発を発足しました。SICからはAI(画像解析)の開発技術とプラットフォームを提供し、日産からは様々な視点、観点からのアドバイスや情報提供、そして横浜工場内で試作機による実地検証等にご協力いただき、完成させることができました。

※プロダクトとして市販しても問題ない精度を有しているが、量産体制が整っていないこともあり、現時点でローンチしていません。

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