製品概要
PRODUCT SUMMARY
安全保障貿易管理業務は年々複雑化しており、多くの時間と労力を費やし、属人的な管理になる傾向にあります。
『S・安貿』では、こうした業務を効率化し、随時最新データにアップデートすることで、
正確で効率的な安全保障貿易システムを提供しております。
-
最新データによる
顧客審査
定期的な見直し審査を支援し、
有効期限切れの取引先は
後続プロセスを制限します。 -
法令改正も瞬時に反映した
該非判定
法令改正時の判定見直し機能で
該非判定を効率化できます。 -
客観的に不正取引を防止する
取引審査
ナビゲーション形式による
質問・回答で、根拠を明確化し、
より正確な取引審査を支援します。 -
適切な出荷作業を管理支援する
出荷申請
取引審査の判定結果に基づく
出荷申請・出荷実績管理機能により、
適切な出荷作業を支援します。
こんなお悩み…解決します!
- 取引内容や部署によって必要な承認者の人数が異なります。
-
審査票の内容による回付先条件分岐の濃淡管理が実現可能です。
例)ホワイト国の場合は承認フローを簡易に、その他は輸出管理委員会まで・・・等の柔軟なフロー設定 - 外出が多いので、ワークフローの承認のために社内にもどるのが大変です。
-
- モバイル端末(スマートフォンやタブレット)からの承認が可能です。これにより、手続き滞留リスクを低減します。
- モバイル端末で再生可能なファイル形式であれば、添付ファイルも照会できます。
- 法令改正対応が憂鬱です。
-
- 最新法令で未確認の該非判定は使用できないよう、パッケージ機能で制御されており安心です。
- 法令改正で影響のある項番の該非判定、取引審査を簡単に抽出できます。
- いろいろな承認のケースがありますが対応できますか?
-
- 個人の承認、グループの承認、多人数の合議による承認等、様々なパターンに対応しています。
- 同一人物の連続承認を一度の承認で完了できる自動承認機能があります。
- 資料の完全性や気密性を守れるか心配です。
-
- 法令の定める期間、正確に情報を保持します。
- 全社公開、部署ごとの公開、指定ユーザーのみ公開等、アクセス権限を設定することが可能です。
- 取引完了後の管理が煩雑です。
-
- 案件ごとに審査票に基づいた判定根拠資料を登録できるので、検索時に関連資料を纏めて表示することができます。
- 案件の一覧表示、検索、並び替え、CSV出力が可能です。
- システム導入時の負荷が心配です。
-
- クライアントへのインストールが不要なWEB型システムのため簡単・迅速に導入できます。
- 標準導入パックを利用頂くことで、導入の負荷やコスト・導入期間をより抑えることが可能です。
- 過去データの移行、大変なんじゃないの?
-
- CSVでのデータ取込み機能で過去データを纏めてアップロードできます。
- 既存DBより抽出頂いたデータをS・安貿アップロード用データに変換することが可能です。(有償オプション)
S・安貿の導入により、経済産業省が求めている輸出者等遵守基準の
安全保障貿易管理体制を維持することが可能となります。
- 経済産業省が輸出者等遵守基準で求めていること
-
- ① 組織を代表する者を輸出管理の責任者とすること。
- ② 輸出管理体制(業務分担・責任関係)を定めること。
- ③ 該非確認の責任者を選任すること。また、該非確認に係る手続を定めること。
- ④ リスト規制品などの輸出等に当たり用途確認及び需要者確認を行う手続を定め、手続に従って確認を行うこと。
- ⑤ 輸出時に、輸出しようとするリスト規制品などが該非を確認した貨物などと一致しているか確認を行うこと。
- ⑥ 輸出管理の監査手続を定め、実施するよう努めること。
- ⑦ 該非確認に係る責任者及び輸出等従事者に必要な指導を行うこと。また、研修を行うよう努めること。
- ⑧ 関係文書を適切な期間保存するよう努めること。
- ⑨ 法令違反などがあった際は、速やかに経済産業大臣に報告し、再発防止のために必要な措置を講ずること。
-
規定・体制
□ 安全保障貿易管理体制構築
□ 統括できる組織の設立
□ 業務手続き策定
□ 役割分担の明確化 -
見直し
□ 方針・組織・体制の改善
□ 事実の把握、迅速な対応
□ 阻害要因、取組み状況の発信 -
実施・運用
□ ITを活用したチェック、ミス抑制
□ ワークフローによる多段階確認
□ 定期的な教育・研修 -
監査
□ 分散していた根拠資料を一元化
□ 適切な保存期間
□ データベース検索、取出し
システム機能一覧
カテゴリ | サブカテゴリ | 機能名称 | 備考 |
---|---|---|---|
申請 | 該非判定 | 該非判定(貨物) | 品目(貨物)に対して該非判定申請を行う。 |
該非判定(技術) | 技術に対して該非判定申請を行う。 | ||
顧客審査 | 顧客審査 | 顧客に対して顧客審査を行う。 | |
取引審査 | 取引審査 | 取引審査を行う。 | |
出荷申請 | 出荷申請(貨物) | 取引審査が承認されている貨物の出荷申請を行う。 | |
出荷申請(技術) | 取引審査が承認されている技術の出荷申請を行う。 | ||
アメンド申請 | アメンド申請(貨物) | EL申請許可後の変更申請を行う。 | |
アメンド申請(技術) | EL申請許可後の変更申請を行う。 | ||
許可条件履行 | 輸出許可条件履行申請 | 許可条件履行(積戻し)申請を行う。 | |
包括許可 | 包括許可登録 | 利用可能な包括許可登録を行う。 | |
帳票 | 帳票出力(貨物) | 該非判定書 | 該非判定結果を出力する。 |
輸出許可申請書 | 輸出許可申請の際に作成する。 | ||
帳票出力(技術) | 該非判定書 | 該非判定結果を出力する。 | |
役務許可申請書 | 役務取引許可申請の際に作成する。 | ||
公開 | 一覧照会 | 該非判定一覧(貨物) | 該非判定(貨物)の過去の申請書一覧 |
該非判定一覧(技術) | 該非判定(技術)の過去の申請書一覧 | ||
顧客審査一覧 | 過去の顧客審査結果一覧 | ||
取引審査一覧 | 過去の取引審査一覧 | ||
出荷管理・報告一覧 | 過去の出荷申請一覧 | ||
データ検索 | 一覧 | 申請書検索・照会 | 各申請書の検索・照会画面 |
HSコード一覧表 | HSコードの検索・照会画面 | ||
貨物・技術マトリクス表 | 貨物・技術マトリクス表の検索・照会画面 |
保守サービス一覧
カテゴリ | サブカテゴリ | 機能名称 | 備考 |
---|---|---|---|
ライセンス保守 | バージョンアップ | 機能バージョンアップ | 提供製品の維持管理、エンジン機能の拡張サービス |
環境バージョンアップ検証 | OS/ブラウザ/DB等のバージョンアップ時の影響調査 | ||
障害対応 | 障害対応 | 質問、障害、不具合対応 | システム維持管理に必要な対応 及び 回復指示、復旧処理 |
法令変更 | 一覧 | HSコード一覧表 | HSコード一覧表の更新 |
貨物・技術マトリクス表 | 貨物・技術マトリクス表の更新 | ||
チェックリスト | 外国ユーザリスト | 外国ユーザリストの更新 | |
用途チェックリスト | 用途チェックリストの更新 | ||
需要者チェックリスト | 需要者チェックリストの更新 | ||
明らかガイドライン | 明らかガイドラインの更新 | ||
データ維持 | ホワイト国、懸念国、国連武器禁輸国などの更新 | ||
帳票 | 経産省提出用帳票 | 経産省提出用帳票フォーマット変更への対応 |
S・安貿 システム構成図
- クラウドや仮想化環境に構築することや、1台(3役)のサーバーにて運用することも可能です。
- 検証用サーバとは、本番環境と同バージョンのシステムを保持し、障害再現調査や追加・修正モジュール等を本番適用前に検証するために利用します。
最新情報・製品案内
NEWS RELEASE
-
- 2023.03.25
- NEWS
-
- 2023.01.01
- NEWS
S・安貿 導入企業一覧を公開しました。
-
- 2022.06.01
- NEWS
S・安貿 オフィシャルサイトを公開しました。